内向型はマルチタスクが苦手。
スキルがないのではなく、そういう気質なだけです。
僕も苦手なので、わかります。
- 業務量が多いとパニックになる
- 話しかけられるとミスが増える
- 電話しながら別の作業ができない
上記のように思ってませんか?
結論は、マルチでなく、シングルタスクをすることです。
今回は、内向型サラリーマンの僕が、
内向型のマルチタスクが苦手な理由と、シングルタスクを取り入れる方法について解説します。
最後まで読んでもらえれば、明日から仕事もプライベートもラクになると思いますよ。
Contents
マルチタスクが苦手な3つの理由
刺激に敏感だから
内向型には、刺激に敏感という特徴あります。
周りの情報を多く受けてしまうので、集中できなくなります。
集中力が分散してパニックになりタスクが進まないんですよ。
刺激とは、電話の音、チャットの通知音、話しかけられること、などです。
タスクの切り替えにエネルギーを使うから
複数の作業を行き来すると、そのたびに集中し直す必要があります。
下記のように。
電話→(集中)→事務作業→話しかけられる→(集中)→事務作業
タスク間で「振り出しに戻る」になってるわけです。
内向型は自分の内部からエネルギーを得るので、集中するために多くのエネルギーが必要になり、疲弊していきます。
人の脳はマルチタスク用でない
そもそもマルチタスクができる人は人口のたった「2%」しかいません。
「スーパータスカー」と呼ばれる人たちです。
「内向型×それ以外の98%」と考えたら、マルチタスクが苦手なのは当たり前だと思います。
一見、同時進行で仕事をしている人たちも、実は作業速度は落ちておりミスもしやすいはずです。
シングルタスクを取り入れる3つの方法
内向型ならシングルタスク一択かと。
なぜなら、ゾーンに入りやすいからです。
フロー(英: flow)とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
内向型の武器である集中力を、いかに持続させるかを意識するといいです。
環境を整える
無理やり刺激を減らすことが大切かと。
例えば、下記です。
- 個室を用意する
- 会議室で一人作業をする
- 机や周りをきれいにする
- 電話を受け付けない時間を作る
- メール・チャット・SNSの通知を切る
人によって環境は違うので、自分に合った工夫をしていくといいです。
僕はモノを減らすことで、そもそも「片付けの必要がない環境」を作ってます。
おすすめです。
優先順位リストを作る
ToDoリストを作ってる人もいるかもですが、順位付けはしてますか?
「順位をつけて、終わらないと次に進めない」ルールを作るといいです。
僕は、下記のようなイメージです。
- 事務作業A
- 顧客電話対応
- 打ち合わせA
- 事務作業B
- 事務作業C
もちろん急な電話や来客で、やむを得ず優先順位を変えることもありますが、
単純作業や自分完結の仕事は「終わるまで次にいけない」と決めるといいです。
終わらなければ諦めて、明日に持ち越してしまいましょう。
捨てる勇気を持つ
頼まれた、持っている仕事を全部こなす必要はないんです。
「パレートの法則」を知っていますか?
パレートの法則
全体の結果のうちの8割は、2割の要素によってもたらされる。
例えば、下記みたいなことです。
仕事の成果の8割は、使った時間全体の2割が生んでいる
売上の8割は、2割の顧客が占めている
Webページのアクセスの数8割は、2割の上位記事で占めている
必要な「2割」のために、必要ない「8割」を捨てると、シングルタスクに近づくはずです。
丁寧かつ全力で、ひとつずつ
マルチタスクが正義なんて、思う必要なしです。
内向型には適さないし、そもそも人間の脳に適してませんからね。
目の前のタスクに全力で取り組むのが、最短で攻略するコツだと思います。
上記であげた方法をまずは1つ、取り入れてシングルタスクに慣れていくといいかもです。
では、今回は以上です。
ありがとうございました。